22 Mar 2024
好天に恵まれた3月24日、カンタベリー補習校付属幼稚園の第15回卒園証書授与式が行われ、17名の卒園生が送り出されました。
一人一人の名前を呼ばれて、壇上に上がった卒園生たちの、堂々とした誇らしげな姿に、保護者の皆さんの脳裏には入園式の様子と今日の成長が思いだされていたのではないでしょうか。
日本語を身近に感じる機会である「園」を離れ、教科書を使った「学校」に歩みを進められる皆さんに心からエールを送ります。
日本人会から、卒園生の皆さんに、鉛筆を記念品として贈らせていただきました。
続いて、午後からは、第26回 卒業証書授与式が行われました。
日本人会から、会長松本と、ピーターズが出席させていただきました。
厳粛な雰囲気の中行われた卒業式では、小学部18名、中学部20名が、来賓、教員、保護者の方々に見守られながら、校長先生から卒業証書を受け取りました。
卒業証書を受け取る際、卒業生たちは一人ひとりマイクの前に立ち、将来の抱負や補習校での思い出を語りました。週に一度しかない補習校、学習のスピードについていくには、人並みならぬ努力をされたことと思います。でも、皆さんのスピーチを聞いていると、そんな苦労をしてでも、友情を築き、日本の文化に触れ、将来につながる学習の機会である補習校での時間が、どれほど充実したものだったかを窺うことができました。
特に、「Room1から卒業したい」という願いを現実のものとして叶えた中学３年生のチャレンジ精神と、それを受け入れ、生徒たちの願いを叶えられた先生方のご判断のエピソードは心に残りました。
また、多くの卒業生が附属幼稚園、小学部、中学部を通して11年間補習校に通い続け、その日々を支えられた保護者の方々のご支援に、感謝の言葉を伝えられる生徒さんの立派な姿を拝見し、補習校は、生徒、先生、保護者の三位一体となって成り立っている様子を見せて頂く良い機会となりました。
日本人会から、卒業生にはお花を贈らせていただきました。
補習校で学んだこと、経験したことなど、それぞれの思い出を胸に、将来へ羽ばたいて行ってほしいと思います。
ご卒園、ご卒業、おめでとうございます。