カンタベリー補習授業校、校内授業研究会に出席

先ずは、その研究対象となる授業。中学3年生のクラスで公民の授業が行われました。「市場経済と価格の動き」と題した内容で、先生がiPadを駆使した授業は、生徒さんたちの真剣さや集中力のレベルがとても高く、目を見張るものでした。iPad（正確にはICT: Information & Communication Technology と称するそうです）の使用により、先生と生徒さんがうまくコミュニケーションをとりながらスムーズに授業が流れていました。

その後、通常の補習校の授業がすべて終了した後、もう暗くなった時間から、この授業に関して先生方の意見交換などする研究会が行われました。

これまで、学習発表会や音読発表会、授業参観などに参加させていただく度に、たった週1度の授業でここまでのレベルに導く先生方の日々の努力は素晴らしいものに違いないと想像していましたが、まさに、この日それを目のあたりにしました。普段の授業の設計だけでも大変なことだと思いますが、こうやってさらに研究をされている姿を見て、どうしてこれだけたくさんの補習校の子供たちが、一生懸命補習校を続けていくのか、その原動力を垣間見た気がします。先生方が一体になって補習校を引っ張っている、素晴らしい姿を見せて頂きました。

このような貴重な機会をいただき、感謝いたします。