私たちは
1992年1月26日に創立された日本人会は、創立よりも先に発足した「ゴルフ部」により、「異国の地で日本人同士すれ違っても、挨拶も出来ない知らない人同士になってはいけない」「日本の代表として意見を言える場を」という趣旨で設立されたコミュニティです。 現在通常・友好・団体会員の家族、協賛会員の仲間とともに、さまざまな活動に取り組んでいます。
仲間
名誉顧問 羽田貢由
在クライストチャーチ領事館事務所
会長挨拶
黒田恵美子前会長の後任として2020年度10月より会長を務めさせて頂くことになりましたキャンベル和美でございます。どうぞ宜しくお願い致します。2013年に理事になり、渉外、副会長と務めさせて頂きました。その後、2017年度途中から理事会より離れておりましたが再度、現理事の皆様に暖かく迎え入れていただき、会長を務めさせて頂くこととなりました。
2020年は誰もが予想もしなかった新型コロナウィルス感染症の世界的なパンデミックにより、今まで当然のようにできていたことができなくなってしまっています。特に母国日本を離れ、ここニュージーランドで暮らす日本人の私たちにとって、今年の始めまでは当然のように飛行機に乗り、日本に行き、NZに帰ってくることができていたということが、簡単にはできなくなってしまったことは多くの人にとって辛く大きな問題になってきているのではないかと思います。また、国境の封鎖や感染症予防のためなどの理由で大切に育ててきたビジネスが立ち行かなくなっていることもあるようです。刻々と変化する状況の中での生活は誰もがストレスを感じる日々なのではないかと思います。
そのような状況の中、さて何ができるだろうと考えたときに、メール通信で理事募集の文字をみました。友人からも『また日本人会のことはやらないのですか?』という言葉もあり、なり手のいない、日本人会理事なのであれば、再度自分が関わらせてもらい、理事の皆様と一緒に今できることを行っていきたいと思うようになりました。
カンタベリー日本人会は1992年に創立され、2022年には30周年を迎えます。当地で暮らす日本人の構成年齢も幅広くなってきております。それと同時に日本人会に求められてくることも変わってきているのではないかと思います。2000年以降はインターネットの普及によりコミュニケーションのツールも変わってきました。コミュニケーションの方法が多岐にわたる日本人会の各年代の皆様に寄り添える日本人会でありたいと思います。
感染症のパンデミック状況ではインターネットの活用は大変役立っております。その反面、人々の生活の中で、また人が成長していく過程で人との関わり、人と人とが対面でコミュニケーションをとる時間はとても大切なものになっていくのではないかと思います。日本人会ではこのカンタベリーの地で人と人を結びつけることの一助を担うことができればと思っております。
これからもカンタベリー日本人会への皆様の暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。